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学童保育の夏休みシフトで職員を配置する方法|休憩・活動・欠勤まで確認する一日例

学童の夏休みシフト。休憩・活動・欠勤を含む一日の職員配置表。

学童保育の夏休みシフトは、時間帯ごとの必要人数と役割を先に置き、休憩中の職員を除いて配置を確認する順番で作ります。一日の出勤者が4人でも、開所直後や昼食時に何人が働いているかは別に数えなければなりません。

ここでは、開所8時~18時の架空施設を例に、職員の勤務枠、時刻別の配置、欠勤時の代替判断まで示します。本文の表は既存の勤務表へコピーして使えます。必要人数は自施設で確認した条件に置き換え、不足が残る区間は未確定として扱ってください。

制度・製品の公開情報は、2026-09-26時点で確認しています。

学童の夏休みシフトは時間帯別の必要条件から組む

最初に分けたいのは、「子どもの登所予定」「配置に必要な人数・役割」「職員が勤務できる時間」の3つです。勤務できる人から順に埋めるのではなく、必要条件に対して誰を置けるかを照合します。

国の実施要綱では、職員体制を「支援の単位」ごとに定めています。支援の単位とは、同時に一体的な支援を行うまとまりです。施設全体の児童数だけで判断せず、自治体条例と自施設の支援単位を確認してください。こども家庭庁

以下の「2人以上・3人以上」は、作業を説明するための架空施設の条件です。全国共通の法定配置人数を示すものではありません。条例、資格要件、活動内容、安全計画を照合して確認した自施設の条件を、表の必要人数・役割欄へ転記しましょう。

配置表を作る前に集める4つの入力

手元の出欠表と勤務可否を、次の4項目に整理します。

  1. 開所時間と活動予定:開所、活動、昼食、帰所、閉所の時刻
  2. 時間帯別の登所予定:その時点で施設にいる見込み人数
  3. 必要人数と役割:支援単位ごとの配置条件、支援員役、活動担当
  4. 職員の勤務条件:本人回答、勤務可能時間、資格・研修、休憩、前後の勤務

各条件には確認日と確認者も添えておきます。夏休みの途中で登所予定や勤務可否が変わった際、どの入力から直すかを判断するためです。

登所予定と施設で確認した必要人数を分ける

この例の登所予定は、8時18人、10時31人、12時36人、16時20人です。いずれも架空の数字で、その時刻までの累計登所数ではなく、施設内にいる見込み人数を表します。

これとは別に、配置を検算する条件を次のように置きます。

時間帯この架空施設の必要人数必要な役割
8:00~11:45勤務中2人以上支援員役1人以上
11:45~16:00勤務中3人以上支援員役1人以上
16:00~18:00勤務中2人以上支援員役1人以上

「36人だから職員3人」と機械的に計算した条件ではありません。この施設では、昼食準備から午後の活動を含む11時45分~16時に3人以上を置く、という例示です。

実際の表では、複数の支援単位を施設全体の人数に合算して不足を隠さないようにします。必要なら支援単位の列や別表を設け、同じ職員を同時刻の別配置へ重複して数えないでください。

職員の勤務可否・資格・休憩を記入する

勤務可否と、担当できる役割は別の項目です。放課後児童支援員には基礎資格等や認定資格研修に関する要件があるため、資格名だけで判断せず、研修修了状況や自治体での取扱いも照合します。こども家庭庁

以下は、勤務可能と回答した架空の職員4人の記入例です。A・B・Cは、この施設で支援員として配置できることを確認済みとし、表では「支援員役」と表記します。Dは補助員です。

職員資格・役割の確認結果勤務枠休憩実働時間
A支援員役・確認済み8:00~14:00なし6時間
B支援員役・確認済み8:00~16:0011:00~11:457時間15分
C支援員役・確認済み10:00~18:0012:30~13:157時間15分
D補助員12:00~18:00なし6時間

勤務枠の長さだけで休憩を決めず、実際に働く時間で確認します。労働基準法上、実働が6時間を超える場合は最低45分、8時間を超える場合は最低1時間の休憩を勤務の途中に設けます。厚生労働省

B・Cはそれぞれ、8時間の勤務枠から45分を引いて実働7時間15分です。A・Dの「休憩なし」は実働6時間という例示条件であり、休憩を設けない運用を勧めるものではありません。就業規則等で別の休憩条件がある場合は、その条件で組み直します。

夏休みの学童シフトで登所予定、自施設の条件、職員の回答を入力し、全区間の検算を経て確定する5段階。
学童の夏休みシフトを作る5段階。登所予定と自施設の必要条件から始め、全区間を検算して確定する。

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8時から18時の職員配置を決める手順

入力をそろえたら、開所・閉所、活動、休憩の順に重ねます。職員の出退勤、休憩の開始・終了、必要人数の変更がある時刻で行を分けると、短時間の不足も確認できます。

開所と閉所を先に確保する

この例では、8時~10時に勤務できるのはA・Bです。2人とも支援員役なので、必要人数2人と支援員役1人以上の条件を満たします。

16時~18時はC・Dの2人です。人数は足りますが、支援員役はCだけ。Cの退勤を早める変更は、人数だけでなく役割の不足につながります。

なお、この表は開所中の配置を扱っています。開所前の準備や閉所後の記録・片付けが必要なら、その時間を別途勤務枠に加え、実働時間と休憩を再確認してください。表の外の仕事を、勤務時間から落とさないことが大切です。

活動・昼食時刻と休憩を重ねる

架空の活動予定は、10時から室内活動、11時45分から昼食準備、12時から昼食、午後の活動を経て16時から順次帰所とします。

活動担当を決める際は、「勤務中だからどの仕事にも使える」と扱わないようにします。たとえば受付対応と別室の活動を同時に任せるなら、実際に両方を担当できるかを確認し、難しければ担当を分けるか追加配置を検討します。

休憩は自由に利用できる時間であり、電話や来客対応を指示されている時間は休憩ではなく労働時間として扱われます。厚生労働省

そのため、この配置表では休憩者を人数に算入しません。休憩に入る前に見守りや連絡対応を誰へ渡すかも決めておきます。

4人で作る一日の配置表と検算例

次の表は8月5日を想定した架空の記入例です。日付/時間帯/必要人数/役割/勤務中職員/休憩/不足/確認者の列を、そのまま既存の表へ移せます。

全区間で必要な役割は「支援員役1人以上」。役割欄には、その時間に勤務している該当者を記載しました。

日付時間帯必要人数役割:勤務中の支援員役勤務中職員・人数休憩不足確認者
8/58:00~10:002人A・BA・B:2人なしなし施設長(例)
8/510:00~11:002人A・B・CA・B・C:3人なしなし施設長(例)
8/511:00~11:452人A・CA・C:2人Bなし施設長(例)
8/511:45~12:003人A・B・CA・B・C:3人なしなし施設長(例)
8/512:00~12:303人A・B・CA・B・C・D:4人なしなし施設長(例)
8/512:30~13:153人A・BA・B・D:3人Cなし施設長(例)
8/513:15~14:003人A・B・CA・B・C・D:4人なしなし施設長(例)
8/514:00~16:003人B・CB・C・D:3人なしなし施設長(例)
8/516:00~18:002人CC・D:2人なしなし施設長(例)

この前提では、全9区間で人数と支援員役の条件を満たします。ただし「不足なし」は例示条件に対する計算結果であり、法令への適合や当日の安全を自動的に保証する判定ではありません。

確認者欄も架空の記入です。実際には、確認した人と日時を記録し、未確認の行に確認済みの印を付けないでください。

8時から18時までの職員配置。休憩中の職員を除き、時間帯別の必要人数と支援員役を確認する。
8時から18時までの職員配置。休憩中の職員を除き、時間帯別の必要人数と支援員役を確認する。

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11時と12時30分の休憩中を確認する

検算は、各区間で次の2つを別々に行います。

  • 人数不足:必要人数から勤務中人数を引き、正の数なら不足人数として記入する
  • 役割不足:勤務中の職員に、必要な役割を担える人がいるか確認する

11時~11時45分は、Bが休憩中なのでA・Cの2人です。必要人数は2人で、支援員役も残っています。

12時30分~13時15分は、Cを除いたA・B・Dの3人。こちらも人数は満たしますが、余裕はありません。この時間にAが別業務で配置から外れるなら、残る2人では不足します。出勤していることと、その区間の配置に入れることを区別するのが検算の要点です。

欠勤した日の不足と代替の決め方

Bが欠勤した場合は、元の表からBを外し、休憩も含めて全区間を数え直します。この例で不足するのは、次の4区間です。

時間帯B欠勤時の勤務中職員必要人数不足人数
8:00~10:00A:1人2人1人
11:45~12:00A・C:2人3人1人
12:30~13:15A・D:2人3人1人
14:00~16:00C・D:2人3人1人

朝、昼食準備、午後だけでなく、Cが休憩する12時30分~13時15分も不足します。全区間に支援員役は残っていますが、それだけでは必要人数を満たせません。

ここで代替候補Eを想定します。Eが支援員役として確認済みで、8時~16時に勤務でき、11時~11時45分の休憩も含めて本人の承諾が得られた場合に、Bの勤務枠へ入れる案を作ります。

Eを入れると、9区間の勤務中人数は順に2・3・2・3・4・3・4・3・2人です。11時台の休憩中はA・C、12時30分からはA・E・Dとなり、人数・役割の条件を満たします。

ただし、Eが未回答なら「代替候補E・回答待ち」と記録し、不足欄は残します。候補者名を入力しただけで勤務中人数へ加えてはいけません。回答期限を決め、確保できなければ運営責任者へ報告し、応援配置や活動の実施方法を再検討します。帳尻を合わせるために必要人数を下げたり、休憩を削ったりして確定する進め方は避けてください。

Bが欠勤したときに不足する4区間と、代替候補Eを確定する前の再検算。
Bが欠勤したときに不足する4区間と、代替候補Eを確定する前の再検算。

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確定前のチェックと次の日へ残す記録

代替者の回答後も、変更した行だけでなく一日全体を見直します。特に、前後の勤務との重複、雇用条件、休憩、担当役割、引継ぎ時間を照合し、施設長が最終確定する流れにしましょう。

確定記録には「誰が、いつ、どの勤務枠へ交代するか」「本人回答を確認した日時」「施設長の確定日時」「周知先と周知日時」を残します。引継ぎに時間が必要なら勤務の重なりを設け、その間も子どもの対応から外れる職員を重複して数えないようにします。

公開用の表には職員の個人名や児童・保護者の詳細を載せず、内部版も共有先を絞ってください。個別支援計画は配置表と分け、必要な担当者が確認する運用にします。

シフト管理の入力をまとめたい場合、シフトラではシフト希望の収集と、入力した条件を使うシフト案の生成を支援します。シフトラ ただし、児童数から学童の配置条件が自動で決まることや、条例適合の自動判定を前提にはできません。施設で確認した必要人数・役割条件を案作成へ渡し、結果を検算する用途として考えてください。

この一日表は、月間シフト全体の最適化、給与計算、法的適合性の判定を行うものではありません。翌日へ複製するときも、登所予定、活動、職員の回答を更新し、休憩で区切った各行を再確認します。

夏休みの配置表は、名前が埋まった時点ではなく、全時間帯の人数・役割と本人回答が確認できた時点で確定する運用にしましょう。

夏休みの職員配置を毎日確認する学童保育の施設長へ

勤務可否と役割の条件を、夏休みのシフト案づくりに反映する。

シフトラは、職員の希望、担当できる役割、時間帯ごとの必要人数を整理してシフト案を作成します。

  • 職員の希望と勤務できる時間を集める
  • スキル・役割と必要人数を条件にする
  • 確認したシフトをExcelへ出力する

児童数から必要人数を自動で決めたり、自治体条例や支援単位への適合を判定したりする機能ではありません。必要な条件と最終確認は施設側で行います。

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